こんにちは。

Firefoxが48にメジャーバージョンアップされましたので紹介します。

ちなみにですが、私の環境が今回の記事からWindows10に変わりました。
以前のOSはWindows7でしたが、Windows10への無料アップデート可能な期間が終わるとのことでしたので、思い切ってWindows10にアップデートした、という状況です。

まだ、使い慣れていない部分はありますが、一通り問題なく使えています。

では、Firefoxの情報です。


Firefox 48 では、根本的な仕組みが変わっている部分が多くあります。他、セキュリティ関連の問題も多く修正されています


今回の48の変更点としては、Firefoxの根本的な部分に多く手が入っているようです。
使っている方にとっては目に見えて変わっている部分は少ないですが、いろいろ変わっているようですよ。

また、恒例のセキュリティ関連の修正も行われています。
重大な問題がいくつか修正されていますので、必ずアップデートしておきましょう。

すでに自動更新が始まっていますので、そのうち自動的にアップデートされるでしょう。

Firefoxを起動してしばらく放っておけば自動的にバージョンアップされると思いますが、Firefoxメニューの「ヘルプ」→「Firefoxについて」とたどって、自動バージョンアップすることも出来ます。

ウィンドウのタイトルバーの色が、Windows7の時と比べて変わってしまいました。
ちょっと味気ない気がしますが、設定で変えたり出来るんでしょうか?
少しずついじってみようと思います。

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ソフトウェア情報


ソフトウェア名称Firefox(ファイアーフォックス)
公式サイトhttp://www.mozilla.jp/
最新バージョン48.0 (2016.8.3現在)


アップデート内容をチェック!


今回のバージョンの新機能と変更点を確認してみます。日本語版のリリースノートが出ていますので載せておきます。

Firefox 48.0 リリースノート(日本語版)



新機能は、以下の通りです。


  • ダウンロード保護機能が改良され、不要な危険ソフトウェアや、望ましくないソフトウェアに対して警告が表示されるようになりました。詳しくはこちらをご覧ください。
  • プロセス分離 (e10) が行われました。なおこの機能は一部のユーザにのみ提供されます。フィードバックを得つつ、利用可能ユーザを順次拡大してゆきます。
  • Mozilla によって検証・署名されていないアドオンはロードされなくなります
  • GNU/Linux:Skia への対応により Canvas の描画性能が向上しました。最大で 3 倍程度高速になります
  • WebRTC にいくつか改良がおこなわれました
    • Delay-agnostic AEC が有効になりました
    • GNU/Linux と Mac OS X での全二重通信をサポートしました
    • ICE のリスタートと更新が利用できるようになりました
    • MediaStream と MediaStreamTrack の複製できるようになりました
  • URL バーで検索した場合、ブックマークされているページや、すでに開いているページはアイコン表示されるようになりました
  • Windows:Tab(ボタンの移動)と Shift+F10(メニューの表示)を、カスタマイズ画面で Tab と Shift + F10 が利用できるようになりました
  • Rust で書き直されたメディアパーサが組み込まれました


リリースノートの通り、今回はかなり多くの内容が修正されているようです。


Firefoxにマルチプロセスが搭載


まずは、プロセス分離のe10が実装された点でしょうか。いわゆるFirefoxにマルチプロセスの技術が導入されました。

Firefox47まではシングルプロセスで動いていましたので、沢山タブを開いていてどれか一つのタブが異常終了してしまうと、Firefox全体が異常終了してしまっていました。

Firefox48からは、こういう場合にも影響が周りに及ばなくなり、問題のタブだけが異常終了するようになる、、、こんなところでしょうか。

リリースノートを見てみると、他にも安定性の向上や、表示速度向上などいろいろメリットがありそうです。

ちなみに、私はFirefoxのNightlyビルドも使っていまして、こちらはマルチプロセスで動かしてみています。
シングルプロセス、マルチプロセスを切り替えたりして動かしてみたりもするのですが、若干マルチプロセスの方が応答性がいいような気がします。確かに効果はありそうな感じです。

ただ、Firefoxの拡張やプラグインなど対応していないものがまだあるとのことで、いきなり全てのFirefoxがマルチプロセスになるわけではないようです。

Mozillaの話では、徐々にマルチプロセスで動くFirefoxを増やしていくとのこと。こういう設定も、Mozilla側で出来ちゃうものなんですね。



Rustで作られたメディアパーサが搭載!


あと、大きなところでは、Rustで書かれたメディアパーサが組み込まれた点でしょうか。
Rustという言語は知らなかったのですが、Mozillaが開発した言語で安全性や、メモリの保護、並列性に優れた言語のようです。

そのRustで作られたメディアパーサが今回のFirefoxから組み込まれたようです。

主に、動画ファイルをFirefoxが動画として再生できるような形に変換するような役割を果たします。

このメディアパーサは既にいろいろ実験されていて、10億人以上に使われたのにもかかわらず、一度も問題にならなかったとのこと。
安定性は、すでに問題なさそうですね。

Firefoxでは、これからもRustで作られた機能がいろいろ組み込まれていくのでしょうか?
そのうち、Firefox本体もRustで作られる日もくるのかな?



次に修正点と変更点です。


  • Jabra ヘッドセットと Logitech C920 Web カメラで発生する音声に関する不具合を修正しました。これにより WebRTC 利用時などに発生していた音声の歪みがなくなりました
  • デバッガでのステップ実行時における、関数の最終行の取り扱いが修正されました
  • Windows:このバージョン以降で SSE2 拡張命令セットが必須となります
  • OS X 10.6, 10.7, 10.8 のサポートを終了します。今後は 10.9 の開発に注力します。10.8 以下をお使いの方は、OS の更新をお勧めします
  • Windows Remote Access Service modem Autodial を利用しなくなりました


Firefox48からは、CPUのSSE2拡張命令セットが必須になったようです。

とは言っても、影響がある方は少ないのでは?

SSE2と行ったら、インテルだとPentium4、AMDだと、Athlon64あたりからでしょうか、新しい(と言っても、もう古い)命令セットです。

今、これらよりも古いPentium3とか、Athlonとか使ってる人はかなり少ないと思うので、恐らく影響はないでしょう。

多少古いハードは捨ててしまって、パフォーマンスを上げてもらった方が使う方にとっては嬉しいでしょう。

最後にセキュリティ関連の修正点です。

今回は、日本語版のリリースノートに記述はありませんでしたが、セキュリティアドバイザリを確認してみると、やはりというかセキュリティ問題が解決されていました。
それも、かなりの量が(笑)

Firefox セキュリティアドバイザリ(日本語版)


MFSA 2016-73
入れ子になった同期イベントを伴ったサービスワーカーにおける解放後使用
MFSA 2016-72
WebRTC セッション終了時の DTLS における解放後使用
MFSA 2016-62
様々なメモリ安全性の問題 (rv:48.0 / rv:45.3)

今回のバージョンアップでは、セキュリティに関する修正は23件ありました。多いです!
最高レベルの問題は3件でしたので、その3件だけ載せてみました。

メモリ関係の問題などが解決されているようですね。




Firefox 48 にアップデートしましょう!


今回のアップデートではFirefoxの根本的な仕組みに手が入りました。
これからFirefoxが向かって行く方向性が示されたバージョンアップだったような気がします。

また、重大なセキュリティ問題も解決されています。
セキュリティに関しては、問題がない方がいいのは当たり前ですのですみやかにアップデートしましょう!

また更新情報がありましたらお知らせします。