こんにちは。

Firefoxがメジャーアップデートされましたので紹介します。


Firefox 39 は自動アップデートが既に開始されています


前回のFirefox38の時は、リリース直後に不具合が見つかりしばらく自動更新が停止されていました。
今回は、そのような問題は無いようで、すでに自動アップデートができるようになっています。

Firefoxを起動してしばらく放っておけば自動的にバージョンアップされると思いますが、Firefoxメニューの「ヘルプ」→「Firefoxについて」とたどれば、自動バージョンアップが始まると思います。

今回のバージョンアップでも、セキュリティの問題が解決されています。
内容としては、最高レベル4件を含む13件が修正されているようです。
すみやかにアップデートしたほうがいいでしょう。

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ソフトウェア情報

ソフトウェア名称Firefox(ファイアーフォックス)
公式サイトhttp://www.mozilla.jp/
最新バージョン39.0 (2015.07.04現在)


アップデート内容をチェック!


今回のバージョンのリリースノートが存在していますので確認してみましょう。

39.0リリースノート


今回のアップデートの内容の大きな変更点について確認してみます。

Hello の通話の URL を SNS にシェアできるようになりました

前のバージョンから、Helloというコミュニケーションツールが使えるようになったのですが、その機能に、URL 共有機能が追加されたそうです。このURL共有機能を利用すると、Facebook や Twitterのような SNS とHello のリンクを共有できるそうです。

ただ、私はいまだにHelloを使ったことが無くて、この機能がどれくらい便利なのか想像が付かない・・・
一度くらいは、試しに使ってみないとダメですね。


Unicode 8.0 の肌色絵文字がサポートされました

これは何かというと、絵文字の中で人間の顔などの絵文字に関して、肌の色を変えられるようになったと言うことらしいです。Firefoxは色々な人種の方々が使用しているでしょうから、それぞれ好きな色を表示させたいと言うことのようです。

ただ、Unicodeの文字コード体系に、全ての色の絵文字を用意するのは無駄が多いため、Unicodeには基本となる絵文字を用意しておいて、その色を後から指定するという仕組みのようですね。

palette-with-gray

こんな感じになるようですよ。

私は、Unicodeに絵文字が追加されたことも知りませんでしたが、色々な人たちが喜ぶような機能が追加されるのはいいことですね。

私の色は、真ん中二つのどちらかかな?


■セキュリティ問題
MFSA 2015-66
コード監査を通じて発見された一連の脆弱性
MFSA 2015-65
XMLHttpRequest 使用時のワーカーにおける解放後使用
MFSA 2015-63
マイクロタスク実行エラーに起因した Content Policy における解放後使用
MFSA 2015-59
様々なメモリ安全性の問題 (rv:39.0 / rv:31.8 / rv:38.1)

修正されたセキュリティ問題の中で、セキュリティ重要度最高の4点を挙げてみました。

どういうときに影響があるのか、詳しい内容はわかりませんが、定期的にセキュリティ問題が修正されるのは良いことです。これからも、安心して使えるように、セキュリティ問題に関してはきちんと修正していって欲しいですね。

大きな変更点としてはこのあたりでしょうか。そのほかにもHTML5や開発者向けのアップデートもあるようですので、興味のある方はリリースノートを参照してみてください。


Firefox39.0にはすみやかにアップデートしましょう!


今回のアップデートではセキュリティ重要度最高のセキュリティ問題も修正されています。利用上の細かな問題点も修正されているようですので、すみやかにアップデートすると良いでしょう。今後、またアップデートがありましたらまたお知らせします。