こんにちは。

Firefoxがメジャーアップデートされましたので紹介します。

Firefox 37 は自動アップデートが停止中です


============ 2015/04/04 追記 =====================
修正された37.0.1が公開され、自動アップデートも再開されたようです。
セキュリティ問題等も修正されているため、
すみやかにアップデートすることをお勧めします。
============ 2015/04/04 追記終わり =================


2015/4/3 12:00現在、Firefoxとしてはバージョン37がリリースされているのですが、何らかの不具合があって、Firefox 37への自動アップデートが停止されているようです。私はMozillaのFTPサーバからインストーラをダウンロードしてアップデートしたのですが、とくに急いでアップデートする必要が無い方は、問題が修正された自動アップデートを待った方が良いでしょう。

ただ、今のところ私の環境では問題は起きていないようです。セキュリティ問題について、最高レベル4件を含む13件が修正されています。
セキュリティ問題は放っておくと危険ですので、アップデートしてしまうのも手かもしれません。

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ソフトウェア情報

ソフトウェア名称Firefox(ファイアーフォックス)
公式サイトhttp://www.mozilla.jp/
最新バージョン37.0 (2015.04.03現在)


アップデート内容をチェック!


今回のバージョンのリリースノートが存在していますので確認してみましょう。

37.0リリースノート


今回のアップデートの内容の大きな変更点について確認してみます。

Bing の検索に HTTPS を利用するようになりました
Bingを使った検索は、いままでHTTPSが使われていなかったのですね。Googleを使っての検索はだいぶ前からHTTPSが使われていたように思います。ようやくBingへの対応も追いついたと言うことでしょうか。

検索キーワードなどのプライバシーの問題が発生しそうなものに関しては、暗号化されるHTTPS通信で検索してくれると安心ですね。

HTTP/2 AltSvc をサポートするサーバに対して、日和見暗号を利用するようになりました
日和見暗号と言う言葉は聞いたことがありませんでしたが、調べてみると、HTTPSのようにサーバの認証は行わずに、HTTP2で暗号化してしまおうという仕組みらしいですね。詳しい内容は分かりませんが、よりセキュリティが強化されるのは良いことだと思います。

■セキュリティ問題
MFSA 2015-39
    型混同問題による解放後使用
MFSA 2015-38
    メインスレッド外合成におけるメモリ破壊クラッシュ
MFSA 2015-31
    Fluendo MP3 GStreamer プラグイン使用時の解放後使用
MFSA 2015-30
    様々なメモリ安全性の問題 (rv:37.0 / rv:31.6)
修正されたセキュリティ問題の中で、セキュリティ重要度最高の4点を挙げてみました。

正直、内容が良くわかりませんが、いつも安心・安全に使いたいと思っていますので、セキュリティ問題はこれからもしっかりと修正していって欲しいです。


大きな変更点としてはこのあたりでしょうか。そのほかにもHTML5や開発者向けのアップデートもあるようですので、興味のある方はリリースノートを参照してみてください。


Firefox37.0の問題が解決され次第アップデートを!


今回のアップデートではセキュリティ重要度最高のセキュリティ問題も修正されています。利用上の細かな問題点も修正されているようなのですが、いかんせん、自動アップデートが停止中という状況です。何らかの問題が解決され次第アップデートすると良いでしょう。今後、またアップデートがありましたらまたお知らせします。