こんにちは。

先日紹介したfoobar2000をWASAPIモードで使う方法を紹介します。

WindowsVista以降であれば、ハードウェアに関係なく試すことができますので、この記事を読んで是非WASAPIモードで音楽を聴いてみてください。

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ソフトウェア情報

ソフトウェア名称WASAPI output support
公式サイトhttp://www.foobar2000.org/components/view/foo_out_wasapi
最新バージョン3.2.3 (2014.12.09現在)


純粋な音を聴こう!

WASAPI(Windows Audio Session API)は、WindowsVista以降で搭載されているオーディオ用のAPIです。通常、Windowsのミキサーを通して出力される音を、ミキサーを通さずダイレクトで出力できるようになります。

Windowsのミキサーは性能が悪いため、ミキサーを通すと音質が悪化してしまうのですが、そのミキサーを通さずダイレクトで出力することで音質を上げる仕組みです。正確には音質が上がっているわけではなく、純粋な生の音が出ているというところでしょ うか。

ここで使用するWASAPIのモードは、正確にはWASAPI排他モードというモードです。このモードは、Windowsのミキサーを通して出力される他の音(たとえば、Windows自体の効果音)をシャットアウトして、純粋にfoobar2000からの音楽だけを出力するモードです。まさに、音楽を聴くにはもってこいのモードですね。

下記に簡単なインストール手順をのせましたので、ぜひ使ってみてください。


インストール・設定手順

インストールは、foobar2000の公式サイトからダウンロードしてきたものをインストールします。

まず、トップページから、「Components」を選択
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すると、対応するコンポーネントの一覧が表示されます。この一覧はアルファベット順に並んでいますので、今回の目的の「WASAPI output support」を探します。Wですので、最後の方にあります。ここからコンポーネントをダウンロードしてください。ダウンロード後、モジュールを実行すると、foobar2000に自動的にインストールされます。
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コンポーネントをインストール後、foobar2000を起動し、メニューの「File」→「Preferences」とたどって設定画面を表示させます。その中から「Output」を選択し、「Device」の中から「WASAPI(event):スピーカー(○○○○○)」を選んでください。
「○○○○○」の中には、お使いのハードウェア等の名前が入っていると思います。
その後、「Output data format」を、お使いのハードウェアが対応しているbitに設定してください。わからない場合は、とりあえず「16-bit」を選んでみましょう。「16-bit」で再生できたら「24-bit」→「32-bit」と設定を上げていけば良いと思います。
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ここまでで一度、音楽データを再生してみましょう。
再生できずに以下のようなメッセージが出力された場合、お使いのハードウェアが、44100Hzの出力に対応していません。私の環境の場合は、96000Hzの出力にしか対応していないため、以下のメッセージが出力されました。
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以上のメッセージが表示された場合、foobar2000で標準で用意されているResamplerを使って、出力する周波数を変えてやります。本当は、ハードウェアに合ったデータを用意してあげるのが一番ですが、そうもいかないですよね。

一番左の列から「DSP Manager」を選択します。その次に、一番右側の列から、「Resampler」を選択し、左矢印ボタンを押すと、左の一覧に「Resampler」が表示されます。その左側の「Resampler」を選択して「Configure Selected」ボタンを押します。
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すると、変換する周波数の設定画面ができてきますので、お使いのハードウェアが対応している周波数を設定してやります。私の環境の場合は、96000Hzに設定しました。
お使いのハードウェアの対応周波数がわからない場合は・・・大きい方から順番に試してみてください。
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ここまで設定して、音楽データを再生してみましょう。どうです?少しクリアな音に変わりましたか?
実際には、音楽を聴く環境(スピーカー、ヘッドフォン、サウンドデバイス、音楽データ)や、人の耳の能力によって変わり具合が違って聞こえると思います。しかし、デフォルトのWindowsのミキサーを経由して出力された音よりは良いはずですので、ぜひ、今後もWASAPIモードを使ってみてください。


OS標準の機能なので使わなきゃ損!

上記の通り、WASAPIはWindowsVista以降のWindowsには標準で搭載されています。ハードウェアやドライバの対応も必要ありません。音質が良くなることは間違いありませんので、標準で搭載されているこの機能を使わないと損ですね。ぜひ、上記の使い方を参考にして、foobar2000でWASAPIモードを使ってみてください。